ロシア軍のウクライナ侵攻

ロシア軍のウクライナ侵攻から一日経った。

完全に世界の歴史とコースを変えてしまったと思う。

ロシアと西側諸国の交渉を見守ってきて思うのは話がかみ合ってないこと

マクロン大統領は割とプーチン大統領の言い分を理解し、妥協案を提示したのに対してアメリカイギリスは自分の主張を繰り返すばっかりで話しがまったく噛み合っていなかった。ラブロフ外相が「盲目の人と耳が聞こえない人の会話」と言った通りだった

私はプーチン大統領が本気なのわかってたんだけれど、英米のトップはわからなかった、ただのこけおどしだと思っていたのだろうか

一刻も早く今回の戦闘行為が終わることを祈る

孔子と弟子の対話(ダイアログ)処女と童貞

さる匿名掲示板で一時期みかけた孔子の処女と童貞のたとえ

 弟子「先生、処女を貴重だと思う男は多いですよね」
 孔子「その通りだ」

 弟子「然し逆に童貞は女に気持ち悪がられます」
 孔子「確かに」

 弟子「可笑しいじゃないですか、何故この様な意識の違いが生まれるのですか?」
 孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、一度も侵入に成功しない兵士は頼りないからだ」

 弟子「では30年も侵入を許していない砦は相当頼もしいのでしょうか?」
 孔子「建てられてから30年も経つと、砦はどうなるかね?」

 弟子「多くは朽ち果て、場合によっては打ち棄てられます」
 孔子「その様な砦を攻める者は居ないという事だ」

 

これの続きを考えてみた。

 

弟子「さぞかし先生はお若いころたくさんの砦に侵入したのでしょうね」

孔子「う、うん。しかしな由よ私は常に初陣に臨むがごとくに振る舞っている」

弟子「それはなぜでしょうか」

孔子「夏の桀、殷の紂、皆おごり高ぶった末に滅びている。彼らのような不義に陥らないように常に初心にもどって言動に一々注意し、まるで砦など侵入したことないように振る舞うのだ」

弟子「戦々兢々として、深淵に臨 むが如く、薄氷を履むが如し、とは此の事ですね」

孔子「さすがじゃ。由よ、一を聞いて十を知る、とはそちのことだ」

 

 

解説

夏の桀、殷の紂は孔子より前の時代の暴君

「戦々兢々として、深淵に臨 むが如く、薄氷を履むが如し」は詩経の一節。論語で引用sれている。

由は子路のこと。論語では一を聞いて十を知るのは顔回孔子によって評されている

私の独断で弟子を子路にしてみた。

 

上野戦争における木城花野の勝海舟宛の書状

 

 

上野戦争で戦死した彰義隊の客将・木城安太郎もしくは三左衛門の妻木城由子(号・花野)

勝海舟に戦後あてた書状の全文

安房の君 御直披        花野

当今の形勢は実に叡慮に出でるところか、はた天命か

止みなん止みなんとして、又止み難き徳川家忠義の浪士、

上野山中、戦史の有り様、元よりいくさの意味無きに

大軍、四方を取り囲んで、火中に必死を極めたる其の忠、其の義、

伝えきく、都にはこの頃楠正成が為に叡慮を寄せさせ給うとか。

楠は南朝方なり。然るを北朝の御皇統にて末の世の今に、

至らざる御事の出で来たるは、ただ其の忠によるものなるべし、

上野の宮へ討っ手を向けられしは、また高氏を例とや言わん、

定めて勅諚のもあるべきなれど、不思議の事と思われ侍る

いかでこの忠臣どもが大和魂の動きなきを憐れむべき

君、主は無くとも幸いに君尽力して、千変万化のおはすにあらずや

早く其の亡骸を徒め、せめては亡き霊を宥めまほし

尤も忠臣義士の死に様、世の人に示さんには中々に屍の面目、徳川家の誉れ也

一度は人心をして歓ばしめ、二度は人心をして傷ましむ

是をしも雨露に曝し、日に乾かし、長く泥土に置くものならば、其の怨みは天下にあらん

早く取り収めん事を公になさしめたまえ

官軍も彼の楠を例とせば、いかでか是を悪ろしと申さん

此の事、篤く篤く(とくとく)と申すなり

婦の饒舌も時世にこそよれ、さるも猶お罪とせられば、座して死を待たんのみ

何とかすべき、

あなかしこ、あなかしこ

上野山、動かず、去らで、不如帰、鳴く音、血を吐く、五月雨の頃

 

(大蔵八郎編 新彰義隊戦史 勉誠出版から引用327-328ページ)

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2022の主要国の運勢

来年の主要国の運勢を易でうらなってみた

イギリスの2022 風天小畜6

ドイツの2022 地天泰3

フランスの2022 風雷益6

中国の2022 地山謙3

ロシアの2022 水雷屯1

アメリカの2022 水沢節3

日本の2022 火風鼎4

フランスとドイツはとてもいい年になりそう

イギリスは何かと強引にやると悪い結果になりそう

ロシアは行き悩むがさしたる問題はなし、悠然とかまえて、有為な人材を抜擢し、内政を充実させ、外国との協調を促進すべき時

日本はよくない、なにか大きな凶事あり